フランス発のブランド、「コントワー・デ・コトニエ」が日本撤退というワードを目にしました。個人的には、とうとうその日が来たかという感じでしたが、近々すべての店舗が閉店し、その後はユニクロTOKYOや、ユニクロオンラインショップにて、6月頃から販売されるらしいです。

 

 

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私とこのブランドとの出会いは、確か3度目のパリで訪れたボンマルシェでした。その頃、パリジェンヌの着こなしをみて、あのニュアンシーな色味の服はどこに売っているのか、ゆるさ加減が絶妙なあのトップスはどこで買えるのかと、アンテナを張り巡らせているときでした。

 

そしてついに、たまたま入ったボンマルシェの服売り場で、同じ色味、デザインの服を発見し「あ!これだ、これ!」と大興奮したのを覚えています。

 

そのときに迷いに迷って、ニット生地のチュニックワンピースを購入したのですが、大変お気に入りでかなり長く愛用しました。それからはパリに行くたびに購入していたわけですが、あるとき日本に店舗があることを知りました。

 

しかし、そこから数年経つと、それまでのテイストからどんどん遠ざかっていき、デザイナーは毎シーズン変わり、どんどん目新しいスタイルへとチャレンジしていたような気がしました。ただ、「パリジェンヌの基本ワードローブ」というものは、揃っていたかと思います。

 

今はもうすっかりブランド離れしてしまいましたが、数年に1枚くらいは買ったかな。昨冬はセールでコートを購入しました。

 

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3年前に訪れたサンシュルピス店はセール時期だったので、割とお客さんでにぎわっていたけれど、以前と同じような勢いがあるかと聞かれれば微妙なのかもしれない。

 

今人気でパリジェンヌから支持されているブランドなんかは、やはり彼女たちの心をグッと掴むようなアイテムが揃っていて、見せ方なんかも考えるとなるほどなと思うことがしばしば。似たものを打ち出していても、売れる・売れないは、理由がちゃんとあるのですよね。

 

コトニエは縫製もシルエットもきれいだと思うので、フランスでの今後の展開に注目したいところです。

 

 

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じゃあまた、次回のパリで会いましょう。