というのは昔から聞いていた話で、
トイレの神様という曲もあったりわりとメジャーな話ではあるけれど、今まではそれ程やってみようとは思わなかった。
15年くらい前に独立して結果に責任を負う世界に入ってから、パフォーマンスが上がると言われた事は片っ端から試し続けている。
その中でも、
スカイダイビング
スキューバダイビング
富士山でご来光を見る
実績をだしている経営者のカバン持ち
ハワイ旅行
スィートルームに宿泊してみる
などは、脳に凄まじい刺激や感動があり、
それを続けてきた結果、ありがたい事に生活をする分には困らないだけの収入が安定して入るようになった。
なんだけれども。
本業自体は営業であり完全成果報酬であるが故に、
パフォーマンスを維持するには時代やトレンドの変化と共に常に自分自身のアップデートが必要であり、その必要性は十分過ぎるほどに意識していても、なぜか今まで、トイレ掃除だけはチャレンジしてみる気にはならなかった。
トイレ掃除は、
いわゆる便器の側を綺麗にすれば良いと思っていて、それだと当たり前の話なので得に魅力を感じていなかったけれど、
最近読んだ本によると、
トイレ掃除と言うのは便器の側だけではなくて、
汚物の流れる排水口に「ズボッと」手を突っ込んで、
その中をまで綺麗にする事らしい。
コレは流石に、自宅のトイレとはいえ勇気がいる。
マジですか、あそこですか。
想像の通りヌメっているらしい。
そこに、ペーパーなどを巻きつけた手を入れるんですか。
と、それを知った時からいろんな妄想が脳に刺激を与え続け、ついに、意を決してやってみた。
流石に恥ずかしいので、
家族が寝ている間に早起きして。
躊躇して萎えそうになる感情が沸き上がるが、
もはややるしかないと覚悟して水の溜まったいるアソコに「ズボッと」手を突っ込んでみる。
側は普段から綺麗に維持していたが、
アソコの中はやはりぬめっとした感覚が伝わってきて脳が痺れそうになるのでとにかくぬめりをとろうとして無心に磨く。
外側からは見えないが思ったより汚れがあり
水アカのようなモノが取れてくる。
汚物が流れる所だけでなく、
流す時に水が出てくる所も以外と汚れがある。
とりあえず、
手が届く範囲のぬめりは全て落として終了。
その後は石鹸でがっつり手を洗いながら、
ぬめりから解放されたスッキリ感と、
恐怖に耐えた充実感、頑張った自分への愛、
スカイダイビングや富士山のご来光を見て感動した時と同じ様に脳が刺激で満たされるのを感じた。
そう言うことだったのかと。
正直、自宅とは言え、
アソコの中に「ズボッと」てを突っ込む恐怖感は
なかなかのものがあった。
理性ではわかっていても生理的に脳が嫌がるし避けようとする。
なかなかの壁だった。
その分壁を乗り越えた感もあり、
俺はやったんだ!どうだ!
と言う気持ちになれる。
そのせいか午後からの営業の研修も、
今までになく盛り上がった!
自分と向き合うと言う意味でも
もってこいのルーティンかもしれない。
コレから毎日ルーティンで継続してみることにする。
なお、上級編があり、
自宅では無く、公衆トイレでも同様に行うとの事。
まだ、そこまでの勇気はない。