【私はアセンションした惑星から来た】より


地球の文化はまだ若く、多くの浮き沈みに満ちています。聖書の時代に空に認められていた宇宙船は、今日のUFOと同じくらい多くの人に知られていました。昔も宇宙旅行者たちは地球の発展のようすを観察するために度々そこを訪れていたのです。地球の最初の植民者の子孫たちは、自然の力を身につけたマスターとなるよりも、非常に怯えた人々となってしまいました。彼らは遺伝子操作によって自らの遺産とそれまで持っていた能力を喪失させられていて、もはや他の次元にいる祖先たちとコミュニケーションを取ることも、アセンテッド·マスター(訳注:高次に進化した太師)とコンタクトすることもできなくなっていました。彼らは宇宙について、神について、そして自分たち自身についての最も基本的な真理に無知であったのです。肉体の生存と安楽が最優先の関心事で、最も恐れていたのは死でした。偶像や神像が生活のすべてを支配し、生け贄の儀式は日常的に行われていました。指導権を手にして安逸な暮らしを送ることを目論んだ聖職者たちは、民衆を支配するために宗教を作り上げました。人々をコントロールするのに欠かせない道具は、規律と儀式、そして恐怖心の植え付けでした。大衆のために、制約の多い教義によって制約の多い生活がもたらされました。この時代に向けてある偉大な魂が誕生しました。イエス・キリストという名で知られているこの男性は、すべての地球の歴史を通じて、最も論議をかもしだし、誤解されてきた人物です。地球に生まれ変わってくる前は、彼は金星のマスターでした。彼はユダヤの民を導くために、地球人の体に魂として生まれ変わってきました。彼はこの民族に親しみを感じていたのです。彼は自身の過去世の中で最も大きな影響力を発揮していた時代にユダヤ民族と共にいましたが、彼らを無知へと導いてしまった者たちの1人でありました。その後に精神的に高く進化を遂げた彼の魂は、スピリチュアルな教師として再び同じ民族の中に生を受け、彼らを精神的に導くことによって自らのカルマの精算をしようと決意したのでした。彼の誕生のいきさつには、惑星間の同胞関係も大きくかかわっていました。宇宙からの訪問者たちは地球で起きていることを見ながら関与を始めていきました。火星人は素晴らしい教えをもたらしました。彼らは偉大な力と英知をもって天国から降りてきた存在として、翼を持った神々または太陽神としても知られていました。エルサレムやその民が住む土地では、宇宙から来た訪問者たちはエンジェルと呼ばれていました。それは天の使いという意味です。宇宙船で地上に降り立ち、常に白いローブを身にまとい、穏やかな天使のような顔立ちをした人たちをほかにどのように呼べばよかったというのでしょう?当時の人々は空から来たこの存在たちを神聖なものと思い込んだのです。そのため、聖書の歴史は神や天使との遭遇の物語に満ちていて、彼らの宇宙船も頻繁に「火の玉」、「輪の中の輪」などと拙く描写されているのです。当時の人々は進んだテクノロジーについて何も知らず、それをどのように受け止めてよいかも分からなかったので、それらの未知のものは通常は宗教やスピリチュアルな領域に分類されていたのでした。もし地球の聖典が一般の人たちが検証できるような情報をもっと書き記していれば、伝統的存在である「東方の三賢者」(訳注:イエスの誕生時にやってきて拝んだとされる人たち)が実在したことを知ってあなた方は驚くでしょう。彼らが誰であり、どこを代表して来ていて、そしてどのようにして正確な場所と時間を突き止め現れたのかが、はっきりするからです。あなた方の聖書に記されているこれらの出来事の背景には、偉大な真実があるのですが、その多くは意図的に書き控えられているか、わざと翻訳されずに残されているのです。それは地球の社会体制を作り上げて機能させている少数の地球人たちが大衆のコントロールを維持するために行ってきたことなのです。他の階層世界や惑星にいるあなた方の兄弟姉妹たちは、自分たちのカルマを精算するための経験を求めて、そしてこの密度に存在する地球人類を援助するためにいまでもやってきているのです。それはこれまでずっと続いてきたことで、のれからもそうあるでしょう。