その1でお話しましたように、今天運は半島と、島国である我が日本にきているのですが、
実際のところ、上がるどころか下降気味の状態です。

ギリシャやイタリアが半島と島国で発展したように、日本と半島がひとつにならなければなりません。

ですが、その前に更なる問題があって、その半島である韓国と北朝鮮が
いまだに38度線で分断されているということです。

この状態のままではとても不安定なのです。

なぜなら、もし日本と韓国だけでひとつになる道を選んだ場合、
(けして昔の併合という意味ではなく、互いに平等な立場で、交流していくということです。)

そのすぐ隣の北朝鮮の背後には中国があるわけですから、
ひとつになった日本と韓国をいっぺんに持っていかれてしまうかもしれません。

北朝鮮もとても危険な状態であることはいうまでもありませんが、
アメリカにラブコールを送るのも、国を失う危険を察知しているからに
違いありません。
北からはいまだに多くの亡命者が後を絶たないのは、貧困のためだけではないと思うのです。

朝鮮民族はとても強い民族なのです。
中国にもたくさんの方たちがおられますが、血統と伝統を守りながら、
いまだ変わらずに1つの民族として強く結束しているのです。

ですので、南と北がひとつになれば、もはや手を出せなくなってしまうのです。

小さいけれども世界のどの国よりも精神的にもとても強い国が現れるのです。

もう国を失う悲惨な道を誰も味わいたくはないのです。

意地を張っている時間はありません。

民団と朝総連は手をつなぎ、南北統一の道を早めなくてはなりません。
もちろん日本もアメリカも後押ししていかなくてはなりません。

そして天運をつかむ次のステップは日韓トンネル構想の実現です。

半島と島がひとつになって運勢をつかむのです。

日本も時間がありません。日本だけの問題ではなく、それはずっとつながってフィリピン、
オセアニア諸国に至るまで、運勢をつなぐ責任が日本にあるのです。

文先生は以前よりずっとこのような厳しい状態がくることを懸念し、
南北統一と日韓トンネル構想を掲げてこられました。

韓国では本当の愛国者、世界を愛するものとして、認められ始めています。
韓国世界日報の20周年記念式典には大統領もこられたのです。

日韓トンネルの経済効果は計り知れません。

悪い運勢は一気にひっくり返ってしまうでしょう。

もう統一教会がやってきたからとかどうでもいいのです。

国とアジアと世界の未来が私たちの手にかかっているのです。

大きな国民運動としてすべての人の意識をつないで下さることを、
そして、具体的実現に向けてご配慮くださいますよう、心よりお願いいたします。