先月の末、足立・時効殺人の最高裁のご決断は、本当にすばらしいものでした。

これによって時効ということについて、政府も見直す考えを前向きに検討しておられるようですので、
ひとつの突破点であり、遺族の皆様のご苦労が実って本当によかったと思います。

また、犯罪を犯した方につきましても、時効を過ぎてしまいましたが、それでも自首してきて、
また、裁判によって自分の罪を少しでもあがなうことができることは、本当によいことだと思うのです。

どんな場合においても、人の命を奪ったことは、悪いことであり、それがずっとさかのぼって
昔のことであろうとも、消えることはないと思うのです。

個人はもちろん、それが国家的に行ってきたことであっても、同様であることは否めません。

当時、国の法律で許されたとしても、霊界ではその恨みはずっと残っていくのです。
それは恐ろしいことで、いろいろな形で私たちにも影響を及ぼしていることを知ってほしいのです。

近い内容であれば、日本が軍事的に侵略し、殺害してきた多くの命。

アメリカでは建国の際に殺害した多くの原住民の方たちの命。

中東における宗教戦争において失われた命。

最終的には人類始祖の最初の殺人犯罪であるカインによって失われたアベルの命。

それらすべてが一番最初の性犯罪、天使長とエバの不倫が発端となっていることは、
統一教会だけでなく、いろいろな方が語っていることですが、
それよりもっと恐ろしいことは、神様を悲しませてしまった罪だと思うのです。

そのような歴史的に膨大な内容をどのように解決していくのでしょうか?

霊界では長い歴史によって流された血の歴史による人々の恨みが渦巻き、地獄を形成し、また地上においても
犯罪を犯した人物の後孫や因縁を持った人に、恨みを持った霊達がついて、その地上人を通して悪を行い、
さまざまな犯罪が蔓延し、地上地獄と化しています。

それらを解決するためにこられた方がメシヤなのです。

それらを解決する方法を提示しているのが、統一教会なのです。

歴史的な犯罪の罪滅ぼしを、個人から、世界次元、人類祖祖に至るまで、どのように解決していくのか、
細かいプロセスにつきましては、膨大な量に及ぶ
文先生が語られたみ言葉のなかに記されていますが、
あまりにも量も多く、われわれ一般信徒でさえ、わかりにくいことが多いですので、
自分なりに理解できている部分については話して行きたいと思っています。

今日はここまで。