今年は喪中で暇なので、お正月からバリバリ出歩く予定

だったのですが、蓋を開けてみたら

ダリ回顧展に行くだけで終わってしまいそうな悪寒がします。


ま、気を取り直して――


行ってきました。

そう、ダリ回顧展です。

評判は聞いていました。「平日がオススメ」。

エラい人気だと、聞いていました。

そして、私は甘く見ていました。

いくらなんでも、最終日の閉館1時間前になればすくだろう。


甘かった……… ●rz


現場に着くと、すぐに拡声器とプラカードを持った

お兄さんが目に入りました。

プラカードには、「90分待ち」の文字が……。


90分ですよ、90分

つまり、1時間半です!


私が現場に到着したのは、5時少し前。

閉館時間は6時。

どう考えても、無理です。

絵を見れないどころか、入館できるかどうかも怪しい。


しかし、プラカードのお兄さんは約束してくれました。

今、チケットを買って、今並び始めれば、必ず入館できると。


そんなわけで、寒空の下、90分弱並びました。

こんなことなら、ダウンジャケット着てくればよかったと

何度思ったことか。

しかし、幸いにも晴れていました。

これまでのお正月と違って、シバれる寒さはありません。

晴れていれば、比較的凌ぎやすい寒さです。

私はじ~っと耐えました。


しかし、入館しても忍耐を試されることに……。


会場はイモ洗い状態で、絵なんか見えやしません。

人の頭、頭、頭しか見えず、仕方がないので

何も見えなくてもとりあえずズンズカ前に進み、

一通り見終わったところでトイレに行って時間をつぶし、

また最初に戻って鑑賞しました。

この方法で、ほぼすべての作品をじっくり鑑賞。(やった!)

ダリグッズを販売するショップへ直行しました。


うっかりダリのTシャツを買いそうになりましたが、

値段を見て止めました。(5000円なんぼ)


え? 感想ですか?

ん~、まー会場の狭さを考えれば仕方がないんですけど、

90分も待つくらいなら、さっさと家に帰って暖かいものを

食べていた方がよかったかな~。


考えてみたら、私、劇場美術館に行ってたんですよね。

スペインの、卵がいっぱい張り付いてるあの美術館に。

あっちの方が断然面白かったな~。