コロナの影響で、土曜日は自宅待機になりました。おかげで、完全週休2日。

本当は、これが正常な姿ですよね。

私の勤めている会社では、

土曜日は午前中勤務。

その代わり、週内のどこかの曜日が半日勤務。

これで週40時間労働だとか。

このように数合わせみたいなことだから、

労働環境が良くならないのではないかな。

2日休みなら、どこかに出かけるとかして、

次の日は家でゆっくり休んで、次の週に備えられますからね。

日曜日だけだと、身体を休めるだけでおしまいですからね。

そんなことからも疲弊していったのかもしれない。

それはともかく、

昨日は天気がいいので、

奈良県の梅の名所、月ヶ瀬までドライブに出かけることにした。

車を走らせ始めてから気がついた。

カメラを忘れた。

しまった！と思ったが、スマホがあるから

いいか。

後醍醐天皇がたてこもった笠置山を越えて、

柳生から向かったが、

「柳生」か！

ちょっとよってみようか？

そんな気になった。

昔、友人と来た時、

柳生藩の家老屋敷に行ったものの、

休館日で見られなかったのを思い出したから。

そして、行きました。

まず、向かったのが、

しかし、

杉は枯れたまま。

けど、かえって、これが目立つ目立つ。

そこに行くと、

室町時代に柳生永珍という武将が

後醍醐を助けるため籠城したという

古城山があるというので登ってみた。

けど、

最近歩いてないせいか、かなりこたえた。

けど、堀切やら郭がよく残されていて感動。

なかなかの堅城であることが伝わってきた。

とは言え、

本命の家老屋敷へ。

ところが、門がかたく閉ざされている。

休館か？

とビビると、よく見ると、

違う屋敷で、家老屋敷はさらに先らしい。

それにしても、立派な屋敷でした。

本命は、こちら。

お客さんがいないので、

暇そうにしている係員にお金を払って中へ

幕末に米相場で柳生藩を潤した家老の家だったとか。

その後、山岡荘八が買い取って「春の坂道」をここで構想したとか。

なので、このような写真。

大河ドラマの春の坂道で、

柳生宗矩をした萬屋錦之介。

懐かしい。

もっとも、

小学生だったから、うっすらとしか覚えていないし、白黒テレビだった。

けど、

やたらと存在感があって

家光に木の杭を木刀で

気を集中させて叩かせ、

叩く度に碁石を碁盤に置いておくシーンを思いだした。

癇癪をおこして家光が杭を叩きまくると、

宗矩役の錦之介がギロりと睨んで、

碁石を一つ置く

凄かったなぁ。

つづく。

思わぬ、週休2日へ