僕はあいる。11歳です。
人間でいうと、60歳くらい。


僕は『角膜浮腫』という目の病気で、ママの顔とかご飯とか、ハッキリとは見えないんだ。



このままだと何にも見えなくなっちゃうから、明日手術するんだって。




僕は、チワワのまりもお姉ちゃんと、てんお姉ちゃんに育てられたんだよ。
お姉ちゃんたちはとっても優しくて、いっつも一緒に遊んでくれて、いっつも側にいてくれたんだ。




ママは僕たちを自転車のカゴに乗せて自転車ドライブしてくれたり、車に乗せてくれたり、いろんな所に連れて行ってくれたんだよ。




ひろ〜い河原の一本道をみんなで走って競争したり、
冷たくて気持ちいい三つ葉☘さんの上でゴロゴロしたり、
みんなで温泉♨️にも入ったりしたんだよ!
みんなも温泉大好きでしょ⁉︎









僕たちとっても楽しくて、
ママ今度はどこに連れて行ってくれるのかなぁ?
…ってお姉ちゃんたちといつもワクワクしていたんだ。




でも、そのお姉ちゃんたちはもういないんだ。
一年半前、まりもお姉ちゃんとてんお姉ちゃん、2人一緒にお空に還っちゃったんだ。



『もう私たちのお役目は終わったから還るね。あいる、ママのことは頼んだよ!』


…って言って、お空に還っちゃった。


僕、突然1人になっちゃったんだ…





ママはずーっとずーっと泣いてるし、僕どうしていいのかわからなくなっちゃった。
だっていつもお姉ちゃんたちがいてくれたから…



ママは泣いてばっかりで僕のことみてくれないし、散歩にも連れて行ってくれなくなっちゃったんだ。
僕とってもさみしかったんだよ。



そしたらね、僕の身体の毛が白くなってきたんだ。



なんだかご飯もおいしくないし、遊びたくないし、僕笑えなくなっちゃったんだ。




そんな僕にママが気づいたんだ。





そしたら『ごめんね、ごめんね』って泣いて僕を抱きしめてくれたんだ。
とっても嬉しかったよ。





それからはママはあんまり泣かなくなったんだ。
お散歩も前みたいに連れて行ってくれるようになったし、
いっぱい僕と遊んでくれるようになったんだ。




ママは動物さんとか植物さんとかとお話ができるから、時々お姉ちゃんたちを呼んで何やらゴニョゴニョお話して笑ってるよ。




昨日もママは僕に手術の説明をしてくれたんだ。
ちょっと大変な手術だけど、
寝て起きたら終わってるよ!って。
ホントかなぁ?
痛いのはいやだな、僕。。。





あ、そうだ。
お姉ちゃんたち『お役目』が終わってお空に還っていったけど。



僕にも『お役目』があってママのところに来たんだよ。




お姉ちゃんと僕のお役目って、
ママを助けることなんだ。
ママはとってもさみしがりだから、
お空からここに来る前に、4人で決めたことなんだ。
神様も一緒にネ♪




僕たちだけじゃないよ。
この世界にいる命のあるものは
み〜んな『お役目』があって地球に来てるんだよ!
僕みたいな人間のお家に住んでいる動物も
み〜んなお役目があって、ママさんやパパさんのところにきてるんだ。




ステキなお話しでしょ♡






…って、僕いっぱいしゃべりすぎちゃったね。





僕、明日の手術頑張るよ❗️






みんないろいろ大変だと思うけど
頑張って乗り切ろうね!
神様は乗り越えられない試練は与えないって言うじゃない♪



今ここに生かされているってことは、僕たちきっと乗り越えるだけの力があるんだよ!



膿出しと変化の時が来たんだって思って
変わることを恐れずに前だけを向いて進もうネ。




今、地球人みんなでこの1つの大きな試練を乗り越えようとしてるんだね!

きっと、みんなこの世界が新しく変わるのを見届けに
この時代に生まれて来たんだ!




だから、みんなみんな大丈夫だよ!




きっとこれを乗り越えた先には
たっくさーんの光の世界が待ってるよ、きっと❗️



ね♡





僕、また元気になったら、みんなとお話しにくるね❗️


じゃあ、まったね❗️