手術が終わったキジトラ猫の三味線

お医者さんやスタッフを威嚇して拒絶して

私がケージまで迎えに行き
声をかけると

ハッ!として近づいてきた


でもキャリーに入れるのに
傷が痛くて大騒ぎ
泣き叫んで(泣)
泣き叫んで(泣)(泣)

先生は、もしかしたら
乳腺腫瘍ではないかもしれないと。

え?では良いもの???

いえ・・違う悪性の腫瘍かも

なんだ(泣)
どっちに転んでも悪性(泣)

まだこれから検査に出すから
まだわからないよ(泣)
わからないよ(泣)


キャリーを閉めて待合室で

キャリーが狭くて
態勢がキツかったのだろう

痛すぎで
中でギャーー!ギャー!と
のたうち回った
辛すぎる


やっと家に連れ帰る

痛くてずっと泣いてる
ずっと怒ってる

痛くて横になれず

ずっと座って耐えてる

2階のいつも寝ている私の部屋に行きたくて
階段の下で上がれなくて
ボーゼンとするシャミ


数時間後
一段一段苦悶して登って
少し横になったけど

また降りると!

また上がりたいと訴えるけど
本人も辛いので
階段に行けないように

ドアは開けない事にした

力尽きて
やっと段ボールのお家で
横になる三味線

でも一晩中
寝て起きて泣いての繰り返し

リビングに布団を敷き
私も一緒に過ごす

気づいたらいつもみたく
横で寝ていた

説明もできず
術後の激痛

二回目の手術はしない

できない