６月６日　山形県寒河江市　佐藤繊維株式会社へ見学に

特別会員として所属させて頂いているグループの例会、前日の夜は米沢の白布温泉「西屋」さんにて懇親会。その会場に佐藤社長もお見えになり深夜までワイワイ談義。
みなさんお酒がお強い！

メンバーとの久しぶりの再開も楽しみのひとつ。

同部屋になった桐生の長谷川さん。
富岡製糸場のお話をして下さいました。

本年世界遺産に登録されてすごい賑わいだそうです。

「富岡シルク」のブランド力が急上昇だそうです。
長谷川社長の会社、森秀織物で作られる「お召の手織りのアカスリ」
八千円（記憶では・・）、職人さんが一日かかって６点しか作れないそうです。

そう思うと８千円ってお値打ちなんだなあと思いますね。
ですからすぐに売り切れなのです。

富岡世界遺産景気に喜びながらも職人の高齢化は深刻な問題だそうです。
「富岡シルク」そして「ジャパンシルク」、メイドインＪＡＰＡＮを牽引して欲しいです！

６年程前に富岡製糸場をこのグループで見学させて頂いたときには、工場内で勉強会をしていました！
世界遺産登録前で良かった！

そして、米沢から寒河江へ

佐藤社長の熱ーいお話と工場見学。

佐藤社長の髪は「トップ」を意識されているのかな（最後まで聞けませんでした）。
「トップ」についてはここを参照
＊ｳｰﾙ製品の出来るまで

今では糸から製品までを一貫していて自社ブランドを広げているので、提案できる「糸」真似の出来ない「糸」といった競争力のある「糸」を生み出せるのです。

本当に情熱溢れるお話の所々に「エンドユーザー」（製品をお店で買い着る方）の方にこの細やかな作業が伝わりにくい、そしてそれ(細やかな工夫）よりも簡単であり安価なものを求める流れをなかなか止められないとおっしゃっていました。

そのことこそ、僕ら（お店）の役割であると心打たれましたね！

「糸」は人間の頭脳の象徴ですよ！

産業革命勉強し直ししろって！天の声が聞こえました。

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糸から情熱