私「勿論、達成する気ではおります。ただ、根拠と言われるとまだ今月も始まったばかりですし、これというのは正直無いです」

鬼畜『は!?オマエ、もっと明確に説明しろよ!?何しに来てんだよ。休みボケか?何も変わってねぇーな!!』

私「…」

鬼畜『黙ってんじゃねーぞ、このヤロー!!説明しろって言ってんの聞こえねーのか!?』

あー、メンドくせー…
心の中で嫁さんの顔が浮かんだが、ゴメンと一言謝った自分がいた。

積もり積もった鬱憤も、もう限界。

私「ちょっと、待って下さいヨ!!先輩、先月は言い訳せずにやれって言っといて今月は何ですか?適当にヤルって言ってんじゃねーだぁ?ふざけんのもいい加減にして下さいよ!どっちなんだよ!?大体、いつもアレやれコレやれだのコロコロ指示変えてんじゃねぇよ!こっちの身にもなってみろよ!こっちは全部我慢して聞いてんだよ!!」

反論された事が無いので、少したじろぐ鬼畜先輩。

鬼畜『な、なんだよ。我慢しねーで言えばいいじゃねーか!?』

私「はぁ!?言える訳ねーだろ?意見すれば、言い訳すんじゃねぇ、ヤル気がねーだの、そんな事ばっかり言われたら言う気もなくなるっての。人の気持考えた事あるんですか?仕事も関係ないような人格否定するメールまで送ってきやがって」

鬼畜『俺が何言ったってんだよ!』

私「じゃあ、全部メール残してるし後でまとめて送ってやるからテメーの目で見てみろよ!」

因みにこの間、センターの責任者も近くにいましたが温和な方なので蛇に睨まれたネズミの如く固まったままです。

オイオイ、部下が揉めてるんだから仲裁に入ってくれよ…
当然このセンターの責任者も私の年下です。

こんな時、若い会社って頼りないなぁと思います。

鬼畜『オマエな、俺だってみんなの為だと思って言ってんだよ』

私「それは、分かりますけど、言い方ってもんがあるでしょ。いつも感情的に言い放って、そんなんでヤル気でると思いますか?」

所詮、管理職経験の無い男。
昇格を夢見て管理職の真似事をしているものの、皆は辟易している。

鬼畜『俺はみんなの為に敢えて厳しく言ってんだよ』

私「そうですか?この前、バイトも残業して遅く残ってるんで、私も事務処理後回しにして営業しましょうか?って聞いたらヤル気ないなら辞めちまえ!!って言いましたよね?こっちは部署の営業数字を考えて建設的な質問をしてるのに、あんたは単純にに自分が早く帰りたいから俺に事務処理押し付けてんだろーよ?なーにが、みんなの為だよ。自分の為じゃないんですか?先輩のくせして、いつも早く帰りたい、早く帰りたいって。部署の数字握ってるんだろ?数字追いかけたいこっちの身にもなってみろよ」

弁護士やチンピラとも数多く交渉経験のある私にとって舌戦であれば誰にも負ける気はしません。