こんばんは、転職男です。
さて、懲りもなく先輩に噛み付いた私ですが、その前に結構なトラブルがありまして。
今回は時系列的にも一旦、そのネタを書きますね。
ドラクエをやった事がある人なら、「痛恨の一撃!」を喰らったような気持と言えばご理解いただけますでしょうか。
トラブルとは何かと言うと、仕事上の事なんです。
結論から言うと業法違反で、懲役か罰金刑が定められており、さらには業界を監督している金融庁に届出なければならない非情にヤバい事態です。
半澤直樹にも出て来た、あの金融庁ですね。恐ろしや。
何せ銀行に派遣されているので、一発でクビが飛ぶであろうクリティカルな案件だったんです。
何故、こんなトンデモナイ事になったかといえば単純に私の勉強不足。
っつーか、一応、初めての業務だったんで先輩には聞いたんですけどね…
私「先輩、これ初めてやるんですけど◯◯は□□に書いてもらえばいいんですよね?」
先輩『あぁ、それでいいよ』
後で思えば先輩はこちらも見ずにOKをだしていたと思いますが、そんな事は自己責任です。
で、センター内で緊急ミーティングが開かれ、私は直ちに営業行為の停止を命ぜられたのです。
先人が築いた信頼を一瞬でブチ壊すと思うと、それはもういたたまれない気持ちでした。
何せ最上級ランクの失敗ですから。
一応、センターのマネージャーに、『勿論、どのような処遇も覚悟しております』と謝罪し、私も腹を括っておりました。
言い訳をすると、私は長年ノンバンク業界にいたんですが、その業界の常識で考えてしまったんですね。
しかし、今の業界ではその常識は通用しなかった。
そして、この業界では基本的過ぎて、まともに教えられた事もなかった。
恐らく社会経験が浅い人なら起きなかったトラブルかもしれません。
なまじ、社会経験があると困るという典型ですね。
って他人事みたいに言ってますが、当時はもう生きた心地がしませんでした。
けど、嫁さんは味方でした。
『仕方ないよ。知らなかったし、教えてもらってないし、先輩にも聞いたんだから。これで左遷させられても気にしないよ』と。
いやはや、やはり家族はいいものですね…
涙がこぼれそうになりました。
転職で苦労をかけ、やっと安定したと思ったらこんな気苦労を…
情けないったら、ありゃしません。
さてさて、そんな私に下された審判は?