面接は本社で行われます。

場所を調べると、一次面接の貸会議室のすぐ近くではないですか。

そんなに本社で空き部屋が無く貸会議室を借りたという事なんだろうか。


フロアに入ると、ビル自体が古いせいでしょうか。

思ったよりも古びた感じで、ちょっとイメージとは違いました。

古い建物にありがちな天井も異様に低い感じです。

ま、よく言えば三井住友カードの厳かな、雰囲気に呑まれるような事はありませんでしたが。

さて、待合室に通されると、先ずは筆記テストをして下さいとの事。

事前にエージェントからは聞いていました。

既にWebテストを行ってるにも関わらず、またテストがあるのか?と尋ねていたんですが無情にも「あるとの事です」との回答…

じゃあWebテストは何だったのかと文句も言いたくなりますが、無論言えません。

しかし、いざテストを開くとテストというよりは適性検査というんでしょうか。

性格や考え方を確認するようなアレでした。

なので、難しい事も無くテストを終え、いよいよ最終面接に臨みます。

面接官は三人。

左に50代位の温和そうな男性、右に一次で対応して下さったコワモテの男性。

そして、真ん中には40代後半位のインテリチックな男性の布陣です。

異常に広い部屋の為、私と面接官らとの距離がかなり遠いです。

この距離は過去MAXですね。

さまぁ~ずの三村なら「50m走かよっ!」と突っ込む事間違いない位の遠さです。

不謹慎にもちょっと笑いそうになりましたが、大きな声を出さないと聞こえない可能性があるので気合いを入れ直します。


最初は左の温和そうな男性から質問開始。

どうやら一次で同席したコワモテの男性は単に同席してるという流れらしい。

何やらメモをとっている。

左の面接官は私の過去の実績や転職理由など、まあ一般的な質問を幾つか投げかけてきた。

転職歴は少なくないので、それなりに時間がかかったが一通り回答を終えた。

すると、好感触と受取れる発言が飛び出した。

面 「しかし転職男さんは自信に満ち溢れていて、とてもハキハキと爽やかだ。いつもそんな感じなんですか?」

私 「ありがとうございます。正直、緊張しておりますが、いつもこのような対応だと思います」

うむ、この方と一次のコワモテさんも俺を推してくれてるハズ、これはもしかするとイケちゃう?

そしていよいよ、中央に鎮座していたボスのお出ましだ。

面 「いやぁ、あまりにもテンポよく喋るからよく理解出来てないところもあって、申し訳ないないねぇ、ついていけなくて」

私 「いえ、こちらこそ早口で申し訳ありません」
(ん?何か嫌味クサイ言い方と表情だな…これは暗雲立ち込めてるぞ)

まあ、最後のボスだから一筋縄ではいかないよな。

幾つか質問がなされたが、何となくネガティブというかアラ探しというか、正直、感じの悪い面接官だった。

こんな事を書くのは何だが、「あぁ、この面接官、仕事テキトーだな」と感じる出来事に出くわした。

面 「ところで、何で契約社員なんか志望してるの?転職男さん位の実力あるんなら正社員で応募すべきでしょう。何かあるの?」

(は?つーか、障害枠は契約社員になるって定義付けてるのは、そちらだろーよ…

こっちだって正社員がいいに決まってんだろ。

ってか、コイツ、どんな職種の面接か把握してねーのか。

自分の大事な仕事だろ?真ん中に陣取ってるんだから意思決定者だろーよ。

こんな、いい加減な奴が最終面接のトップか…

何だか、大丈夫か?この会社。)

モチロンそんな事は言えないが、赤っ恥をかかせるべきか少し迷っていると、一次のコワモテ面接官が助け船を出してくれた。


次回に続く



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