今度は面接官からの会社説明が始まった。

面 「介護業界は慢性的な人手不足に陥っています。賃金の問題や肉体的負担などで、皆さん少しでも条件のいい所に行ってしまうので、条件の不利な所は慢性的に厳しい状況です。そして我が社も同じような状況です。」

まぁ、確かにそういうイメージはあるな。

人に奉仕したいという人間が出来た人じゃないと務まらないだろう。

面 「今回、弊社では異業種での管理職経験者を求めていますが、まずは現場で経験を積んでいただきます」

オイオイ、「即管理職としてお迎え」って書いてたじゃねーかよ…

現場経験必要なら他社と何ら変わり無い。

こんなオチだと思ってたよ。
ホント求人広告ってウソが多いよな…

確かに、介護の経験無い人間が管理職っていうのは「いかがなものか?」とは思うけど、オトリ広告はイケナイよね。



不動産屋だったら業法で業務停止処分ものだぞ。

六ヶ月以下の懲役か100万円以下の罰金に処せられる可能性あり。

あ、宅建業法のマメ知識ね。



私 「因みに現場の研修期間の定めはあるのでしょうか?」

面 「いえ、これと言った期間は定めてませんので、その方によります」

ま、そう言うしか無いわな。

最悪、人足りないからという理由で現場でコキ使われるんじゃなかろうか…

休み不定期で夜勤あり、研修中は給料も管理職待遇じゃないだろうしな。
うーん…リスクが高いな。

面 「男性の方は特に排泄物の処理などが難しいと思います。自分の親ならまだしも、他人のとなると…」

実態を知ってもらいたいんだろうけど、さっきからネガティブな暗~い話題ばかりで、こんな面接で「入社したい」と思う人はいるんだろうか。

少なくとも異業種から来る人は、よほどの志が無いとみすみす飛び込みたいとは思わないだろう、この話し方では。

うーん、お兄さん、悪いけどこのやり方、面接官の応対としては間違ってると思う。

有望な人も逃げるんじゃないかな。

それとも、「それでもやりたい!」という人を選別してるのかな。

悪いけど、俺には向いてない。

その後は月並みなやり取りをし、約一時間で面接は終了。

ええ、勿論お祈り連絡が来ました。

コンサルティング会社の面接.説明会はやはり口が達者な方が多いせいか、話しを聞いててワクワクしてくる事が多い。

「うわ、何か面白そう、やり甲斐がありそう。ここで働きたいな」と思わせられる事が多い。

普段は応募者が選ばれるイメージが強いけど、面接官がダメっぽいから会社の印象が悪く、選考や内定辞退も、たま~にありますからね。

これ見てる面接官の皆さん、たまには振り返ってみるのも悪く無いんじゃないでしょうか?

偉そうにスミマセン(汗)



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