my story vol.14

知識を詰め込むタイプではない。
マニュアルを読んだら直ぐに実践出来るタイプではない。
その代わりに、
同じことを100回繰り返して、やっと感覚を掴めるタイプだ。

よくここまでやってこれたなぁと不思議に思うくらいだ。

案の定、老人ホーム勤務時代は、「祐吉対策会議」がスタッフルームのドアを閉めて執り行われていたし、先輩スタッフの方たちの悩みの種だったことは、明確だ。

勤務後、泣きながらひとり反省会の日々。「辞めさせられるかも・・・」と思いつつも、3年、5年経つうちに、『祐吉さん、お願い!行ってきて。』と頼まれることがちらほら増えてきた。

流石に「ヘルプ!」な際どい場面もあったと思うが、ご入居者様の対応で手こずっていた先輩たちのお役に立てているかもしれない?と感じる場面も増えていった。

サザエさんやちびまる子ちゃんのような、絵に描いたような家庭環境で育ってこなかったことが、いじめの原因になったり、払拭できない自分という人格になりつつあったが、ちょっと変わっているからこそ、共感出来ることも、特に老人ホームではあったように思う。

第三者として、感情的にならずに済んだという点も大きかったが、ホームで生活されている方たちを家族のように感じていたし、今でも思い出すと懐かしさが込み上げてくる。他界されたというお知らせを耳にしても、まだ当時のあのお部屋にいらっしゃるような気がしてならない。

10時間近く速足で館内を歩き回り、身体介助では全身の筋トレをさせていただいた。勤務を終えた時の、運動後のような爽快感は心地よいものだった。

大好きなご老人と大好きな介護のお仕事を通して関わることができ、本当に幸せだ。

20代で、腰に大きな二つの傷を負ったことで、その後の私は、好きなことを存分に出来ている。この上ない幸せ経験だった。

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