my story vol.10

✨帰国→人生初の入院生活第1弾???✨

様々な出逢いとサポートにより、いよいよ、大学を卒業する運びとなり、
1993.08-2001.05.の8年弱の留学生活に終止符を打つ。

帰国前、インターネットで見つけたベテランの専門医に予約を入れ、
帰国後、検査と自己輸血のために病院へ通い、2ヶ月に及ぶ入院生活を経験する。

全く想像のつかないオペと術後の生活を目前に、逆にハイになって、事前入院中に近所の銭湯へ行ったり、駅ビルへ買い物に行ったりして気を紛らわしていた。

手術は長時間に及び、MISIAさんのeverythingがオペ室で流れているのを最後に、
次に目覚めたのはICUの、蛍光灯が煌々と光るベッドの上で、脚が固定された状態だった。

全身麻酔の心地良さから目覚め、震えが止まらず、人工的な骨折と同じ状態のため、麻酔が効いていないという自覚があり、悶絶する恐怖体験の日々が続いた。

股関節の手術には、大きく分けて自骨と人工の二種類がある。
人工の場合は、切る範囲が小さく、回復が早いため、高齢者に症例が多い。
ただ、正座ができなくなる、10年毎に人工股関節を入れ変えるなど、制限や負担が大きい。
予定も兆しも全くない祐吉も、頑なに「将来は自宅出産で自然分娩!」という希望を胸に、前者の処置を受ける。

2週間は、病室のベッド上で完全にフラットな絶対安静状態。
移動は、ストレッチャー(台車付きに担架)。
もちろん身体は蒸しタオルで拭くのみ。
髪はドライシャンプー。
両脚は、長細い台形型の器具に固定され、かなり制限された中で半拘束の状態を経験する。
ほぼ動けないため、胃腸の動きが鈍くなり、「出ない」日々と痛みとの共存だった。

相部屋の患者様からは、カーテン越しに「祐吉ちゃん!大丈夫!その痛みに耐えたら、お産の痛みなんてなんでもないから!』と励まされていた。この言葉を、私は何の疑いもなく、いまだにお守りとして胸に秘めている。

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