天使の戯れ OF THE EARTH
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天使のこめかみ

久々に更新します!
大学が春休みに入ってなんか更新する気がしなくて…
なんで今日からまた頑張ります!
前回までの月に願いを、君には銃をはイマイチ時間があきすぎたので中止ってことで…
スミマセン。

無謀

今度出版社に作品を送ってみようかなんて思っています。
予定しているのは「この僕の愛に祝福を」です(ブログ前出)。
文量も少ないし物足りない点も多いのでこれから書き直します。
完成したらまたブログにも載せますね。

月に願いを、君には銃を 第七話 恋人

彼には息子がいた
四歳になる息子だ
手がかかることもなく
彼ら両親に全く心配をかけない
典型的ないい子供だ
彼ら両親にとって我が子の成長は何より嬉しくて
かみしめるごとに滲み出す温もりが自然と彼を笑顔にした
しかし
幸せが続く事はなかった…



ある日の休日
息子と遊園地に行く約束をしていたのに
彼も妻も仕事が入り
計画は延期になることになった

「パパ約束したじゃないか!」

珍しくだだをこねる息子を妻がなだめる

「お仕事なの。我慢してくれないかな?」

「やだよ…。」

息子はとうとう泣きだしてしまった
今思えばこれが本当の四歳児なんだ
考えればいつも
息子は自分を抑えていた

「僕は大丈夫だから。パパとママはお仕事頑張ってね。」

いつの間にかそれが息子の口癖だった
彼にとってもそれが当たり前だった
四歳にして息子は彼らに気を使っていたんだ
その小さな心に全て押し込んで…

「来週は絶対に休みをとるから勘弁な。」

そんなことにも彼らは気づけなかった
息子はやっと平静を取り戻して
彼にこう言った

「ごめんなさい…お仕事頑張って。」

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