どうぞこちらの部屋にーて言われて、
診察室に呼ばれて、

そこでパパは、仕事にいくからーと、
バイバイして。


診察室に入ったら、
いすに座らせられて、

台があがって、

心電図つけますねー、て心電図つけられて、
指になんか状態を見る線つけられて、
足をしばられたり、酸素マスクをつけたり…、

てきぱきと、
みるみるうちにわたし、
テレビとかで見るような手術の人になって、

そんな本格的なんだ、
おもったよりおおごとだな…と思って、

パパに、わたし今こんなんされてるよ…!!て心の中でさけんで、

看護婦さんがなんか色々やってるので、
おいおい、お前が何かするんじゃないよな、てはらはらしてたら

しばらくして先生が来て、ほっとして。

じゃあ、痛くないようにするから、て言って、
この前の採血の時みたいに氷で冷やして、点滴の針を刺されて。

ずんずん刺すんで痛かったけど、
痛くなかったでしょ?て言われて、 ちょっとって。

怖いしサチコの手術だし悲しさと色々とで泣いたら、
泣くと涙がノドに入って危険だから、
出来るだけ我慢してね、て言われて、

もう早速、麻酔をされたのかな?
点滴の線の何か差し込み口みないなのがついてるとこに
白い液体を入れられて。


腕からシューーーーーて冷たいのがじわじわ来て、
んーーて痛がったら先生腕をなでてくれて。

うでからだんだん心臓に冷たいのが来て、

だんだん眠くなります、
て言われてこれが麻酔かー、
本当に眠くなんのかな、て思ったところからもう記憶がない。