最近、面白い本に出会いました。
ひとつがこちら、
「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」
これは著者である花田菜々子さんの実録私小説で、冒頭、いきなり旦那との別居から話は始まります。
人生のマイナスから這い上がるために彼女がしたことは、なんと「出会い系サイト」で人と会うことだった。
…と、単にふざけた内容の本かと思いながら読み進めたところ、人と人が出会う喜び、別れる悲しみ、そして「自分らしく生きる」ということの本当の意味などが、著者の体温が感じられるほど生々しく伝わってきて、予想の何倍も面白かったです。
人生に悩んでいる人にオススメしたい一冊です。
「火のないところに煙は」
フィクションとノンフィクションの間のようなホラー小説ですが、人間の中にある薄気味悪さがリアルで、しかも話の中には「怖い占い師」の存在も出てくるので、個人的に面白かったです。
すべて読み終えたあと裏表紙に載っている「染み」を見ると、恐怖がよみがえってきます。
最近あまり本を読んでいなかったのですが、いざ読み始めると止まらない。
この「俺、つしま」も買って読みました。
猫好きなら絶対読むべき!
「聖ロザリンド」という漫画も買って読みました。
それはもう心地良いほどの勢いで、次々と、まるで野に咲く花を摘むかのように、ニコニコしながら人の命を奪うのです。
とある方からオススメしていただいた漫画でしたが、やはり面白かったです。
「とんでもない漫画」を探しているなら、必読です。
わたしは昔から本が好きで、暇さえあれば夢遊病のようにフラフラと本屋に行ってしまいます。
お金と時間さえあれば、今すぐにでも好きな本を何百冊でも買い込みたいし、いつまででも読書していたい。
でも現実問題、世の中に出回っているすべての本を読むわけにはいかず、死ぬまでに読める本なんてそんなに多くないんだろうな…。
人との出会いと一緒で、生きている間に出会えた本は、何らかの縁があるのかもしれませんね。
みなさんも、面白い本があったら教えてください^ ^
天晶