「占い師になりたい」という人は増えているのですが、実際どうしたら占い師になれるのか、よく分からないですよね。
占いとまったく関係のない仕事をしていても、なかなか横のつながりもできませんし、いわゆる「占い脳」になりにくいんですよね。
「占い脳」というのは、言い換えれば「占いを当たり前だと思える感覚」のことです。
一般企業に就職し、毎日パソコンと向き合う仕事をして、週末だけ占いの勉強をする……そんな道も決して間違いではありませんが、なんとなく遠回りかも。
「美容師になる」と言いながら調理師の学校に行く人はいませんよね。
それと一緒で「占い師になりたい」と思うなら占いの世界に近い場所に生きるのがベスト。
今の時代は、占い館の受付、占いライター、占いの編集部などなど、占い系で色々な働き口があるので、そういった仕事をしながら占いの勉強をするのがオススメです。
占い師は個人事業主なので、デビューしたら全て自分で切り開いていかなければなりません。
自分自身の売り出し方から、占いのメニュー、お客様へのアプローチ法、サロンを開くのか館で働くのか、自己紹介文などなど...本当に色々考えることがあります。
ですが、実はそれより重要なのが「横のつながり」です。
個人でやる仕事だからこそ、同じ世界に生きる仲間がいないと、いずれ成り立たなくなってきます。
一般企業の場合、会社に行けば仲間がいますが、占い師は個人の仕事なので、放っておくと仲間なんて一人もできません。
「個人事業主なんだから個人でやればいいじゃないか」とか「人と関わるのがイヤだから占い師になるんだ」とか言う人もいますが、個人事業主こそ仲間が必要。
本当の意味で「個人」でやろうとすると、いつか必ず壁にぶつかります。
たとえ壁にぶつかっても、仲間がいれば相談しあえますし、一緒に新たな分野の開拓などもできたりするわけです。
仲間は一朝一夕でできるものではないので、占いの勉強をしながら占いに関係のある会社で働き、そこで仲間を作って、タイミングが来た瞬間にバンとデビューする。これが結構ラクなやり方だと、わたしは思います。
こう言っては元も子もないですが、占い師は人気商売なので「真面目に勉強をしていればいつか生活できるくらい稼げる」というわけではありません。
むしろ「どれだけ人脈が作れるか」とか「どれだけタイミングを掴むチカラがあるか」などのほうが重要で、知識や技術は後回しでもいいくらい。
もちろん、知識も技術も必要なものですし、占い師という仕事に対する責任感も絶対に必要です。
でも、知識や技術にばかり執着していると「何年も何年も占いの勉強だけ続けて、いつまでもデビューしない人」になりがちです。
タイミングをうまく掴む生き方（＝ある種の要領の良さ）を身につけたほうが、占い師としてはうまくいきやすいでしょうね。
どっちみち占いの勉強はどれだけしても終わりがないものなので、ある程度知識をつけたら思い切ってデビューしたほうがいいです。
たまに「どれだけ勉強したら占い師になれますか？」と質問されることがありますが、大体の占い師はその質問に対して「さあ？人それぞれじゃない？」みたいな感じで答えると思います。
占いは、実践と場数からしか手に入らない「何か」があり、その「何か」は勉強だけしていても手に入らないものです。
その「何か」を一番近い言葉で表すなら「自信」かもしれません。
本気で占い師を目指すなら、自分自身を占いのフィールドに置かないと意味がありません。
こんな感じのことをたまに占い師の友人と話しているのですが、来年の春頃を目安に、この占い師と一緒に「占い師対談」を開催しようと思っております。
この占い師は某有名占い館でナンバーワンを誇った人物。わたしも楽しみです。
開催日や開催地など、まだ細かくは決まっておりませんが「占い師になる方法」「ナンバーワンになる占い師の特徴」「占い師に向いている人」「占い師に向かない人」「好きな占い師」「困った占い師」「尊敬する占い師」「うまく行く恋愛」「うまく行かない恋愛」「ここだけの暴露話」「自分が占い師になった理由」「占い師デビューするときにオススメの占い会社」などなど、トークショーだけのオフレコ盛りだくさんで計画しています（笑）
できれば、占い師3人くらいで開催できたらと考えておりますが、どうなるかな…(￣▽￣)
それぞれの星座ごとの「こうやったらうまくチャンスを掴める」的な話もしていくつもりですので、観覧ご希望の方の誕生日をあらかじめお聞きすると思います。
占いに興味がある方、いつか占い師になりたい方、単純に話が聴きたい方、どんな方でも楽しめるものを企画しますので、楽しみにしていただけたら幸いです^ ^
来年のことなので、まだ先の話ではありますが、詳細は決まり次第ブログに書きます。
これからもよろしくお願いいたします。
天晶