自分を責めていまいそうになったとき

自分を責めたくなってしまうことってありますよね。
そのようなとき、どうすればよいか。

まず、自分を好きになる必要はありません。

自分を好きになるようすすめる人もいますし、
かつての私もそうでした。

でも、実際のところ、
自分の全てを好きになるなんて無理なのです。

ではどうすればよいか。

答えは簡単。
自分の嫌いな部分の居場所を、
自分の中につくってあげればよいのです。

「ここに居ていいよ」

と、胸に手をあてながら伝えてあげることで、
もうひとりの自分の居場所をつくってあげるのです。

そして、もうひとつポイントがあります。

意外や意外、自分のことが大嫌いかと思いきや、
本当は、その気持ちを伝えたい相手が違っていたりすることもあります。
（ゲシュタルト療法では、反転といいます）

嫌な気持ちがあらわれたとき、
その気持ちが身体のどこにあらわれているのかを探って、
こんなふうに質問してみてください。

「本当は、誰にそれを伝えたかったのですか？」

このとき、ふと別の人の顔を思い出すことがあります。
そして、別の人を思い出したら、
目の前にその人がいることをイメージして、
気持ちを伝えてみてください。

うまくいけば、スッキリします。

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◆スズキケンジ
　ADHDやアスペルガーといった発達障害他、うつ、不登校、
　家族問題などの問題を解決する心理カウンセラー。
　アウトドア好きで、その中でも横須賀、三浦方面での活動を好む。