娘とご飯を食べていると


娘がじっと
天使ちゃんの手形足形を見て
言ったんです。






「ねえ、ママ。


 天使ちゃんってさあ、
 こんな風におめめつぶってたのが
 本当の天使ちゃん?


 とってもちっちゃかったよね。


 赤ちゃんだったの?


 何歳かなあ?
 きっと2歳じゃないかなあ?」




なんて、




急に話しかけられて。








「赤ちゃんだったの?」





天使ちゃんの火葬に
娘も連れて行きました。



沢山のお花に囲まれた姿は
少しだけ見ています。




会ったのは
ほんの少しだけだったけど、


天使ちゃんは、
娘の心の中に
ずっといるのかもしれない。








「ママと私は
 臍の緒でつながってたんでしょ?

 いっつも一緒だった?」
 



なんて会話もしてくるから



泣かないように
泣かないように



堪えるのに必死でした。






ねえ、天使ちゃん。



私とあなたも
臍の緒でつながっていて、


ずっと一緒にいたんだよ。





私はあなたのママで、


あなたは私とパパの子供で


お姉ちゃんの弟。




これは
かわらない。



かわらない。





今夜は
ちょっぴり寂しくなったから、



ちょっとだけ泣いても
いいかなあ。




また会いたいよ。