天使ちゃんへ



元気にしていますか?



こっちはとても寒くて
明日は冷蔵庫にいるくらい
寒いんだって。


お空にも雪は降りますか?






今日はね、
お姉ちゃんが疲れていたのか
もう寝てしまいました。



パパもいなくて、
薄暗い部屋で
お姉ちゃんを抱いて寝ています。




隣に
あなたも眠っています。




ねえ、
天使ちゃん。


あなたが生まれて
もう半年以上経つんだね。


ママは
かわったようで
かわらなくって、



仕事に家事に忙しくって
泣いてる時間は
ほとんどないんだけど、



でも決して
あなたを忘れてることはありません。




不妊治療、


時間もとられるし
お金もかかるし
痛いこともあるし、


やめたいなって
思うこともあるんだけど、



ふとした時に
産まれてすぐの、
あなたの寝ている横顔が浮かんできて



また会いたいな


抱っこしたいなって
思うんだよね。




あなたが来てくれるのは、

あなたにとって

私にとって

みんなにとって、

一番いい時期なんだろうなと



そう思って、

焦りすぎないように
過ごしています。




こうして
一人の時間があると、

涙が出てきて




あなたの重さを
忘れちゃいそうになって


それが怖くて。




でも、

あなたのお骨、

あなたの手型足型を見ると




ああ、やっぱり私は
天使ちゃんを産んだんだ。

間違いなく、
ここに証拠があるんだな。



って、
思います。






いつ来てくれるかな。


あなたのタイミングで
もちろんいいよ。


でもね、

ママ達はずっと待ってるからね。


準備はできてるから、




また帰っておいで。