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今回のテーマは「賃料」についてです。


飲食店にかかる大きなコストとして原材料費や人件費が挙げられますが、

その次に大きなコストとして「店舗賃料」があります。

ただ、原材料費や人件費と異なって、儲けが出ていない時にも賃貸借契約に定められている金額を定期的に支払う必要があります。

特に新たに飲食店を開業する場合、最初はなかなか軌道に乗らない時でも

賃料を支払うので、金額には注意が必要です。


では、いったいそのくらいの金額を賃料の目安にすれば良いのでしょうか。

私は、一定の基準として「目標売上高×10%」で賃料を抑える事をお勧めしています。

飲食店の様々な経営指標を確認していると、黒字の企業は10%以内で抑えているケースが多々あります。


「10%」の指標を用いて、事例を挙げて計算してみましょう。


【事例1】開業準備のAさん

「不動産屋さんから20坪で月25万円の賃料の物件を紹介されました。目標客単価は約2,500円です。」


⇒25万円ということは目標売上高は250万円ということになります。

 ということは1月あたりの目標客数は1,000人(250万円÷2,500円)です。

 25日稼働とすると、1日あたりの来客目標は約40人です。

 1日あたりの目標客数を把握することは、席数設定や内装に大きく影響を与えます。


【事例2】開業準備のBさん


「不動産屋さんから10坪で月10万円の賃料の物件を紹介されました。毎日フル稼働で目標客数は約15人です。」


⇒10万円ということは目標売上高は100万円ということになります。

 ということは目標客単価は2,222円(100万円÷15人÷30日平均)です。

 客単価を把握することは、メニューブック等の基本的な販売促進に大きく影響を与えます。


飲食店のイメージや来店する客層は、その立地に左右されます。

立地する地域をある程度絞り込めたら、およその賃料相場が分かります。

賃料が分かれば、電卓を片手に目標とする数値を明確化していきましょう。

活きた経営数値を掴むことが出来るはずです。