御影堂の右側に阿弥陀堂が建っており、寛政11年(1799)再建の総欅造で、渡り廊下で御影堂と繋がっている。

またその背後に位牌堂が付いている。

 

渡り廊下を潜った先の石段の上に勢至堂があるが、石段の手前で侵入禁止となっていた。

 

その隣、ちょうど御影堂の真後ろの高台に御本廟があるが、近づこうとして注意されて、残念ながら石段の登り口を遠くから写した。

 

御影堂の左奥に蓮生殿が見えたが、ここも近づけない。紅葉の頃は御影堂から廊下を通って釈迦堂まで行ったことがある。

 

御影堂左手から石段を下りて行くと、釈迦堂、書院・庫裏地区になる。

正面に庫裏が見える。

 

石段を下りると右手に釈迦堂の門に当たる勅使門がある。

勅使門は天文元年(1736)築。

また釈迦堂の奥は大書院、小書院と繋がっている。

 

写真は勅使門前の紅葉を09年に撮った写真。

 

釈迦堂の庭園である信楽庭は白洲に18個の石を配している。

2009年12月1日に訪ねた時の写真が残っていた。

 

勅使門の前に御火葬跡。法然上人の御遺骸を荼毘に付した跡とされる。

 

さらに高さ15m、樹齢400~500年のびゃくしんの大木が聳える。