いろは並木からの入り口である二之丸佐和口の多聞櫓(国重文)は明和8年(1771)造。
本来は前回の写真の右に伸びる開国記念館と一体になっているもの。
細長い建物の馬屋(国重文)が見えてきた。
杮葺きの美しい屋根であり、元禄時代(1688~1703)築。
写真が少し遠景過ぎてしまった。
橋を渡って表門から入ったところに受付がある。
彦根城博物館があるが、時間がないため今回はパスする。
受付横からの登り石段も風情がある。
まもなく天秤櫓(国重文)に。
廊下橋を中心にして左右対称に櫓が建っており、天秤櫓と呼ばれている。
この廊下橋は非常時には落とすと伝わる。
さらに天守台の入り口に太鼓門及び続櫓(国重文)が建っている。
城内合図の太鼓を置いたところで、背面は廊下が付いている。
ようやく天守閣の入り口の附櫓と多聞櫓を入る。
天守閣(国宝)は彦根山(標高50m)の頂上に建つが、彦根山は別名金亀山とも呼ばれるので金亀城とも言われる。
元和8年(1622)築城された連郭式平山城である。
切妻破風、入母屋破風、唐破風を組み合わせて見るからに複雑な曲線を持つ美しい城である。
さらに城には珍しい花頭窓や高欄付き廻縁なども見所。
既に二回も内部を見学しているので今回はパスする。
登ってきた反対側から降りて行く、名残りに天守閣を振り返る。
さらに井戸曲輪を出て坂道を降りて行く。
東側にある黒門から出る。