彦根駅に戻り、時計を見るとまだ時間があるので久しぶりに彦根城を訪ねてみることにした。

なお下調べもしないで訪ね、また時間に追われて急ぎ足で廻ったため、見落としや説明の間違いがあればご容赦下さい。

写真は彦根駅舎改札階より彦根駅前の井伊直弼銅像横から、彦根城への大通りが真っすぐに伸びている。

 

駅前からその街路樹の大通りを歩いて行くと彦根城の入り口にある滋賀県護国神社に出た。

 

境内は広い公園のようになっている。

 

明治2年に戊辰戦争で戦死した彦根藩士26名の招魂碑を立てた後、明治9年に社殿が造営された。

写真は社殿。

 

写真は拝殿内。

 

写真は社務所前。

 

神社の横から出ると彦根城の堀沿いに出た。

 

堀を左手に見ながら、「いろは松」並木の登城道を歩いて二之丸佐和口に向かう。

昔は松が47本あったので「いろは松」と名付けられたが、今は34本が残っている。

 

途中、井伊直弼の歌碑が立っていた。

 

佐和口入り口から堀に沿って右折する。

堀の左側には開国記念館と昭和35年再建の櫓、右には護国神社の白塀が続く。

 

しばらく歩くと右手に埋木舎がある。

大老井伊直弼が青春時代を過ごした舎である。

門は閉まっていて入れない。

 

埋木舎前からの堀と櫓の眺め。

井伊直弼も若き不遇時代に、この景色を毎日眺めていたのであろうか。