境内中央の拝殿に戻って参拝をする。
社殿は拝殿、神楽殿、幣殿、本殿から成り、本殿は三間社流造。
拝殿は大正4年改造された重層入母屋造。
祭神は伊邪那岐大神、伊邪那美大神。
伊勢神宮の祭神の天照大神は、この二人からの子供であることから、「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢、お多賀の子でござる」と謡われてきた。
失礼して拝殿から幣殿、本殿を覗いて写す。
社殿の左側には祈祷殿、受付を兼ねた授与所がある。
ここの受付を通して奥書院と庭園を拝観する。
奥書院は安永3年(1774)の再建であり、鶴の間、三十六歌仙の間など6室からなる。
鶴の間には富士山の絵が描かれ、勅使や公家、彦根藩主井伊家などの休憩の間とされた。
写真の奥の部屋が鶴の間。
鶴の間をアップ。
池泉鑑賞式庭園(県文化)は秀吉が奉納した米一万石で作庭されたといわれ国名勝指定。
もう一枚。
書院に向かう途中の東側の庭園。
写真は社務所の大広間。
社務所の隣に絵馬殿があり「寿命そば」の看板が架かっていた。