滋賀県の多賀大社、彦根城、および京都の寺社を訪ねてきた。
コロナ騒動の間、自宅でひたすら過去の寺社巡りの旅の整理をしていた。
訪ねたはずの多賀大社、京都の千本釈迦堂、等持院の写真が無く、また光明寺、善峯寺は紅葉の写真しかないことが判り、改めて訪ねてきた次第である。
新幹線米原駅で東海道線に乗り換えて彦根駅に。
近江鉄道に乗って高宮乗り換えで多賀大社に向かう。
高宮駅から乗り換えた多賀大社線は二両編成で、変わった名前のスクリーン駅の次は多賀大社前駅を往復運転する極めて短い路線である。
写真は多賀大社前駅舎。ひっそりとして老人が数人たむろされているのみ。
駅舎の真ん前に多賀大社の一の鳥居が立っている。高さは10,6mと大きい。
すぐに門前町に入るがほとんどのお店は閉まっている。
小さな橋を渡って左折して石畳の参道を歩いて行くと、左手に桜町延命地蔵堂がある。
天保年間(1830~40)に造られ、真ん中に地蔵菩薩、左に閻魔大王と眷属、右に千手千眼自在菩薩を祀る。
さらに真如寺が長い塀を廻らして門を開いていた。
浄土宗の寺院、山号は普光山。
天正年間の創建。
写真は本堂。
写真は鐘楼。
境内の外の参道に沿って地蔵堂が建っている。
参道には古い商店が並ぶ。
この参道は「絵馬通り」という洒落た名前の通りである。
ただ人通りはほとんど無い。
ひときわ目立つ建物「かぎ楼」。元は妓楼のような感じの建物である。
写真はその前の商家。
写真は山門に入る前に建っている一休庵と延寿堂の風景。