一昨日は、高尾山薬王院を訪ねてきた。20年ばかり前にY夫妻と訪ねているが、写真が一枚も残っていないことが判ったので再訪を決意する。

南武線分倍河原駅で京王線に乗り換えて終点高雄山口で下車。この京王線沿線は寺社巡りのためほとんどの駅に降りていることを思い出し苦笑いする。

駅から程近くにあるケーブルカーに乗って6分で山上駅に到着。

すぐ前から薬王院への長い参道が始まる。

その参道に「たこ杉」と呼ばれる樹高37m、樹齢450年という大杉がある。

 

横には石仏、石塔が並んでいた。

 

まもなく総門に当たる浄心門に。

 

すぐ左に神変堂があり、山岳修験道の開祖である役行者を祀っており、ここで安全を祈って参道を進む。

 

深い樹林に囲まれてハイキングしているような気分になる。

人通りを見ながらマスクを外したり掛けたりしながら森林浴を楽しむ。

 

男坂と女坂の分かれ道にさし掛かる。

 

当然とばかり男坂に向かうが、108段の結構長い石段であった。

 

右手に苦抜けの門があり、その先に仏舎利塔があるが帰りに立ち寄ることにする。

 

この辺りには歌碑が多く並んでおり、写真は北原白秋の歌碑。

「我が精進 こもる高雄は夏雲の 下谷うづみ 波となづさふ」

 

さらに10数本の杉並木が続き、中心は「天狗の腰掛杉」。

 

ようやく四天王門に到着。

 

写真は増長天。

 

横に開祖俊源像がある。