コロナウイルスで外出を控えているため、寺社巡りの旅ができなくなり悶々とした日々を送っています。
皆さんはどのようにお過ごしですか。
私はいままで訪ねてきた寺社の総括として「もう一度訪ねたい寺社500」の選定と簡単な紀行文をまとめようと連日取り組んでいます。
これが思っていた以上に大変な作業であり、過去の膨大な写真のストックとブログ記事に振り回される日々を過ごしています。
私の寺社巡りは2002年(62歳)に会社を退職後に本格化しましたが、当初の三年間は糖尿病対策もあり、東京23区の寺社をしらみつぶしに回り、約3200ケ所訪ねたことになります。
これで寺社巡りに目覚めて、京都、奈良を手始めに全国の知られた寺社を夢中になって廻り始めました。
最初の頃は女房の友人Y夫妻との旅が中心でした。しかし当時は私は写真をほとんど撮らず、時々インスタントカメラ(懐かしい!)で撮ったり、同行のY氏のカメラに頼っていました。
2007年頃よりブログを書き始めてから本館的に寺社巡りに取り組み、写真も丁寧に撮るようになった次第です。
今回、500寺社の纏めにあたり、過去の写真などを見ながら当時の思い出に浸っているのもまた楽しいひとときです。
全国の目ぼしい寺社はほぼ訪ね終わって一種の喪失感にもとらわれていましたが、こうした作業の結果、訪ねたが記憶に乏しい寺社、何故か写真を紛失してしまった寺社、是非とももう一度訪ねてみたい寺社など新しい旅の楽しみを見つけることができました。
ブログのネタが切れても、しばらくは旅に出られない昨今の状況下なので、ブログを書く以前の見つけた古い写真の思い出をはじめ、また今まで訪ねた古い町並みや写真を見てのエピソードなどを綴ってみることを思い立ちました。
なお最近は人物を写真に撮ることはほとんどありませんが、昔の写真は同行者を中心とした写真が多く、被写体の方は良き思い出としてご勘弁頂きたいと思います。
ただ記憶があまり定かではない部分もありますので間違いなどありましたらご容赦下さい。
「懐かしの旅の思い出」の第一回は、2005年10月6日から二泊三日で九州の旅に出かけたYご夫妻とその友人のIご夫妻との写真である。
高千穂峡、阿蘇山、九重夢の吊り橋、国東半島の両子寺、富貴寺、湯布院、耶馬渓などの写真が数枚残っているが、どんな行程で廻ったのかは定かではない。
それにしても随分と欲張った強行スケジュールである。
九州旅行での、あまり残っていない写真から湯布院の風景。
同じく湯布院での同行者の記念写真。
高千穂峡の眞名井の滝。
国東半島の両子寺の参道入り口。なお両子寺は過日、再訪したばかりである。
耶馬渓での同行のYさんのご機嫌な写真。