境内社南宮神社前から社殿に向かっての参道の先に灯籠が並ぶ。
その左手に六英堂があるが門は固く閉まっていた。
垣根の隙間からようやく撮った写真。
旧岩倉具視邸の離れ屋敷を昭和52年に移築したもの。
鳥居が無い神社かなと思っていたが、こんな場所に立っていた。
左は祈祷殿、正面に立派な鉄筋社務所、その左に拝殿・本殿が建っている。
日本に3500社あるえびす社の総本社である。
毎年1月9~11日の「十日えびす」は大変な賑わいで、「福男えらび」はテレビでよく中継されている。
写真は拝殿。
祭神は第一殿にえびす大神、第二殿に天照大御神、大国主大神、第三殿に須佐之男大神。
創建は不詳だが、平安中期頃に神戸和田岬の沖より出現した御神像を祀ったとされる。
古くから漁業の神として、その後商売繁盛の神として厚く信仰されてきた。
本殿は三連春日造で昭和36年の再建で、五十年毎の式年造替が平成23年に行われた。
写真は拝殿から本殿を写したもの。
本殿を横の玉垣の隙間から写した。
さらに本殿の左手奥に末社火産霊社、祭神は火皇彦霊神。
隣に百大夫神社があり、芸能の神、子供の守り神である。
六甲山神社が並ぶ。
その左に大国主西神社。
祭神は大己貴命、少彦名命で、平安時代は廣田神社の境外摂社で、式内社と比定されている。
さらに神輿庫が建っている。