三日目は大津のホテルをチエックアウトして、神戸の義母宅に行く途中にJR西宮駅で下車。

阪神西宮駅まで歩き西宮神社を訪ねたあと阪神電車で尼崎駅に。

駅近くの本興寺など11ケ寺を巡るという計画である。

 

JR西宮駅から阪神西宮駅に向かって歩いていると、左手に松原天満宮の参道が見えたので立ち寄る。

写真は商店街からの入り口の石灯篭と社標石。

 

菅原道真が太宰府に向かう途中、ここに立ち寄って風景を眺めたことから、死後に祠を建てて霊を慰めたことに始まるとされる。

写真は境内入り口。

 

この辺りは万葉時代は海岸近くであり松の木が立ち並び「都努の松原」として歌に詠まれた名所であったという。

参道脇に歌塚が立っていたが詳細不明。

 

祭神は菅原道真、天照大神。

写真は社殿。

また7月の天神まつりは賑わうという。

 

本堂脇に夫婦クスの大木があり、根本に筆塚などが祀られていた。

 

写真は末社の福部神社と老松神社。

 

また鎮宅霊符社が祀られ、隣に納所と火之御子社。

 

写真は社務所。

 

路を隔てて、菅公舊蹟地があり、赤鳥居が並んでいるので入ってゆく。

 

境内の真ん中に喜多向稲荷社があり漢織・呉織松などもある。

 

また一角に染殿池がある。

中国の呉から漢織と呉織という機織の技術を持った女性が二人渡来してきて、糸を染めた池との伝承が残る。