城址公園の向かい側に観音寺の細い参道が見えたので立ち寄ってみる。

民家のような入り口から細い参道が続く。

 

 

浄土宗の寺院、山号は大悲山。

境内は工事中であろうか、庫裏らしき建物が建っているのみ。

 

続いて神足(こうたり)神社を訪ねる。

創建は諸説あり、784年に神足光丸がここに移り住み宮廷の方角を守護するため祀ったとも言われる。式内社であり旧神足村の産土神である。

祭神は天神立命、舎人親王。

写真は社殿。

 

境内社として野神天神(写真)、埜神(のがみ)社、菊一稲荷大明神。

 

また境内に勝龍寺城の遺跡である土塁、空堀、石垣、土橋が残っていることで知られる。

 

角度を変えてもう一枚。土橋が面白い。

 

かなり歩き疲れたので、最後にJR京都線の踏切を渡り、西国街道沿いの古い町並みを歩いて長岡京駅に向かう。

国登録の旧石田家住宅があり、江戸末期築の商家で、現在は「神足ふれあい町屋」として一般開放されている。

表側に格子と出格子を並べ、白壁には虫籠窓が二つ並んでいる。

 

写真は西国街道筋の民家と土蔵。西国街道は真っすぐな石畳が続いている。

 

長岡京駅からJR線で大津駅に戻る。

この日は久しぶりに割烹「えんや」に行き、美味しいホタルイカの酢味噌、サラダ、近江牛などで疲れをとる。