京滋バイパスを再び渡り、手元の観光地図に載っている込坂池から小路に入って行く。

ところが池には水はなく干上がっていた。

 

住宅が密集している小路を歩いて行くと常徳寺に出た。

入り口に小さめの可愛い竜宮門が建っている。

 

写真は本堂。

曹洞宗の寺院、山号は玉川山。

天平2年(730)に行基によって創建された野路寺が前身と伝わる。

 

写真は観音堂。

 

境内の片隅に色とりどりの石仏が置かれていた。

 

写真は境内と庫裏。

 

手元の散歩マップを見ると小さな字で書かれた「深尾八左衛門碑」が近くにあるので探すが、小路が複雑に入り込んでいるためなかなか判らない。何の説明版もないがここであろう。

野路の庄屋を務めていた八左衛門が水不足に悩む野路の人々のために私財で溜池を造った功績により、膳所藩から贈られた顕彰碑とのこと。