法華経寺を歩き回ったのでかなり疲れたと思っていたが、簡単な昼食でも元気が出てきたので、下総中山駅から二つ目の市川駅に下車。
以前訪ねたことのある弘法寺を再訪するべく駅前の観光案内所を訪ねるも、コロナウイルスのため閉まっていた。隣の交番で行き方を聞き、近くに手児奈堂があることを思い出して元気にスタート。
弘法寺への参道は一直線の道が長く続き、万葉の道と名付けられている。
また万葉集に詠まれた歌が紙に貼られている。
都会の真ん中にこんなに長い道が続いているのは珍しい。
弘法寺(ぐほうじ)の石段前に出た。
見上げるような急石段を登って行くが、写真ではそう見えないのが残念。
途中、27段目に涙石といっていつも濡れている石があるとのことだが気が付かなかった。
立派な仁王門だが詳細は不明。
境内は広々としており、アジサイ、桜の季節は賑わう。
写真は右手の高台に建っている鐘楼。
実に安定感のある袴腰であり、昭和28年に再建。
正面に建つのは新しい祖師堂であり、屋根は行基葺。
その右手に樹齢400年の伏姫桜。
その横に月見桜。
写真は2013年3月末に訪れた時の伏姫桜の写真で、桜が満開であった。
一茶句碑もある。
「真間寺で 斯う拾ひしよ 散紅葉」一茶
祖師堂の右手奥には石塔、石碑、墓石などがびっしりと並んでいた。