宇賀神社の前から降りて行き、祖師堂と荒行堂を廻廊で繋いだ宝殿門を潜って行く。

二階には太鼓を置いているという。

 

祖師堂の右手に出たことになる。

釈迦大仏は享保4年(1719)鋳造で高さ3,56m。

 

先ほど入り口から見えた五重塔(国重文)は天和8年(1622)に加賀前田公の寄進で建てられた。傍に立つ大きな祖師堂との比較であまの大きくは見えない。

 

大仏横の石段を登って行くと方丈門。

右手の高台に鐘楼が建っていた。

 

 

正面に建つのは本院・大客殿で平成9年に建てられた。

内部に入るとちょうど雛祭りの飾り雛がされていた。

 

その一番奥に鬼子母神堂が建っている。日蓮の小松原法難の時に一命を救われたと伝わる鬼子母神像を安置。

 

本院・大客殿に向かって左に荒行堂、さらに奥にも荒行堂が建っている。

 

右の駐車場から境内を出て奥の院を訪ねてみることにした。

その途中、塔頭法宣院が門を開いている。

 

写真は本堂。

 

ここからかなり北に向かって歩いて行くと右手に奥之院のこんもりとした森が見えてくる。

この地は日常こと青木常忍が館を構えていた跡地であり再三にわたって日蓮を保護し、日蓮説法の地であり、発祥の途とされる。

本堂は派手な極彩色の鉄筋造り。

 

日常上人の御廟所である常修堂。

 

また境内の奥に弁才天を刻んだ大きな岩があったのには驚かされた。

 

帰り路に塔頭本覚山日英寺が見えたので立ち寄る。

 

昼食も忘れて歩き回ったので、腹空きと歩き疲れもあり、急ぎ下総中山駅にと戻って行き駅のホームでパンと飲み物で腹ごしらえをする。