3月3日、また好天に誘われて法華経寺を訪ねるために出かける。

総武線下総中山駅で下車。

駅前から北に向かって門前町の商店街が続く。

京成電鉄中山駅の踏切を渡った先に黒門(総門)が見えてきた。

 

この黒門は江戸時代初期築とされる高麗門形式で扁額に寛政5年(1793)銘。

 

参道の右手に清華園があり立ち寄ってみた。

入り口に四足門。元々は文房具や書店をされていた民家。

 

細長い庭園が続き、管理棟、四阿、パーゴラなどがある。

 

仁王門に到着。立派な山門であるが大正15年の再建で、本阿弥光悦の扁額が架かる。

 

仁王門の右には随分と大きな日蓮像が立っている。

 

参道の左右に塔頭がびっしりと並んでいる。

仁王門のすぐ左に仁受山智泉院

写真は境内と本堂。

 

すぐ隣は池本寺で、本堂と前に小祠が立っている。

 

向かい側は陽雲寺

 

池本寺の隣には荒行堂遠寿院の手入れされた樹木の多い参道が続く。

 

日蓮聖人直筆の相伝書を相承格納おり、天正19年(1591)に円立坊として創建された。

正面に荒行堂、その右手の梅の木は、文政年間に富山藩主前田利幹より奉納された。

 

奥にも荒行堂の扁額がある門が見えるが入れない。

他に読経堂、水行堂、旧水盤など。

旧水盤には葵紋が刻まれ、徳川家茂の正室和宮の支援によって寄進された。

 

隣には本妙寺、さらに本妙剣道道場が続く。

さらに隣に安世院の細い参道があり、その奥に赤い山門が建っている。

 

境内には本堂と妙法大善神堂。

 

さらに隣にお屋敷のような入り口の高見寺

境内は小さなお堂と立派な住宅が建っているのみ。

 

その真ん前に本光寺。

さらに参道右手の細い道の先に蓮行寺があり、境内には鉄筋本堂と伏見稲荷堂。