2月初旬に好天に誘われて調布市の深大寺を訪ねた。
南武線稲田堤で京王線に乗り換えて調布駅に下車。
久しぶりに調布駅前に降り立ってその発展ぶりに驚かされる。
駅前から路線バスに乗って深大寺小学校前で下車する。
山門の方に歩いて行くと右手がこんもりとした森になっている。
湧水の多い国分寺崖線の崖面が境内になっており、今でも湧水があちこちにある。
まず不動の滝に立ち寄る。
土塀が郷愁を誘う。
不動の滝のすぐ隣に不動堂が建っていた。
明治17年の再建。
横に光昇地蔵尊も祀られている。
参道に戻ると「そば処雀のお宿」がある。
深大寺といえば「深大寺そば」と「だるま市」である。
この日はたまたま日曜日ということもあり、境内、参道共に人人で大変な賑わいであった。
振り返ってみると10数年前に訪れて以来である。
まず本坊の冠木門から入る。
前に翠子地蔵が祀られていた。
旧庫裏である本坊は幕末の慶応3年再建で茅葺屋根。
写真は本坊内部。
ケヤキの大黒柱や簗のある土間。
写真は本坊の玄関側。
茅葺の鐘楼は明治3年築。