花蔵院の近く、JR武蔵野線を見下ろす高台に善明寺が門を開いていた。

 

境内に入ると、びっしりと岩を使った枯山水庭園が広がっておりびっくりする。

 

朱色が随分と目立つお堂は金仏殿であり、建長5年(1253)造の金仏阿弥陀如来像大小二体(国重文)を安置している。

 

写真は本堂。

天台宗の寺院、山号は悲願山。創建は不詳。

 

豊玉茶柷尼尊天堂。

 

境内の石仏地蔵。

 

善明寺前から武蔵野線の跨線橋を歩いて府中本町駅の西側の通りに降り立って西に歩くと、右手の住宅地の中に御殿稲荷神社が祀られていた。

社務所兼自治会館の奥に隠れるように鳥居と祠がある。

 

さらに少し先の小路を入ると坪の宮がある。

大国魂神社の境外社であり、祭神は武蔵国造。

 

写真は社殿アップ。