旧甲州街道に出て歩いているとまた大国魂神社の大鳥居のところに出た。

ここから真っすぐに国分寺街道が北に伸びている。

節分の日に訪ねた時は大変な人波であったが、この日は閑散としていた。

 

大鳥居の前の信号を渡ったところに万葉歌碑が立っていた。

万葉集巻14東歌の武蔵国の一首が刻まれている。

 

国分寺街道から二つ西に入ったところに称名寺がある。

長い参道には「天然温泉縄文の湯」の幟が立ち並んでいる。

 

写真は山門。

天慶3年(941)創建で、寛元3年(1245)に道阿上人が中興開山。

 

本堂は明治元年築で、昭和38年修復された。

時宗の寺院、山号は諸法山。

この地は六孫王経基が武蔵介であった時の館跡とのこと。

 

地蔵堂は昭和40年築、日限地蔵尊を安置。

 

その横に子育地蔵尊も祀られている。

 

境内に時宗の開祖一遍上人像があり、鎌倉の光触寺と同じ姿の銅像である。

前に六角石幢も立っている。