妙光院は府中街道に面して端正に総門を開いている。
さらに朱色の八脚門の仁王門が建っている。
正面に建つ本堂は昭和43年の再建とのことだが、実に均整のとれた美しいお堂である。
真言宗豊山派の寺院、山号は本覚山。
創建は貞観元年(859)に真如法親王が開山という古刹。
江戸期には末寺28を擁し、15石の朱印寺。
本堂を横から見ると宝形造であり、全く違うお堂のように見えるのが不思議。
本堂の左手にも赤い門があり、庫裏などが建っている。
写真は庫裏と玄関。
その門の横から墓地の間を抜けると庫裏への通用門。
一面の美しい竹林の間を歩いて裏門に出る。
また先ほど訪ねた金毘羅堂は当寺の境外堂である。