塩屋の坂を下りて行くと、その先に酢屋の坂が上っており、杵築市の一番の

観光名所となっている眺めである。

文字通り「サンドイッチ型城下町」と言われる所以である。

塩屋は酒屋のことで、この坂を下ったところにお店があったのでその名が

付いたという。

 

坂を下ったところが商人の町通りで、綾部味噌店の大きな店舗が目立つ。

 

そのまま酢屋の坂を上って行く。

写真は酢屋の坂上から逆に見下ろし、先に塩屋の坂に続く。

 

右手の小路は北台武家屋敷の町である。

一番手前が大原邸である。

 

見事な茅葺屋根の玄関であり、前に蘇鉄が植えられている。

 

上級武士(城代家老)の屋敷であり、敷地面積は600坪もありその暮らしぶりが

伝わってくる。写真は次の間で、人物は説明をして頂いた人。

 

写真は仏間。

 

仏間の天井の一部が高くなっているのは弓を引くためだという、その細やかな

造りに驚かされる。先祖にも弓の稽古に励んでいる姿を見てもらうためとのこと。

 

 

回遊式の庭園も素晴らしい。

 

庭園から見た、先ほど歩いてきた塩屋坂方面の眺め。

 

庭の紅葉が美しく色づき、茅葺の屋敷に一段と花を添えていた。

 

写真は門の内側に続く右から中間部屋、前蔵、馬小屋。

 

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