飛松天満社の隣にはカトリック教会があるが、入口の門は長屋門という変わった

取り合わせであり極めて珍しい。

 

続いて寺町の中心である養徳寺に向かう。

写真は長い参道入り口。一見すると参道かどうか迷ってしまいそうである。

 

参道は途中からコの字形になって山門に至る。

石畳が続いている。

 

石畳の両側に杉の木が並び山門に至る。

 

正保2(1645)に藩主の菩提寺として創建された。

臨済宗妙心寺派の寺院、山号は大心山。

本藩主の菩提寺にしては質素過ぎる本堂である。少し変わったお堂で出入り

口が左右に2ケ所ある。

 

境内に六代、七代藩主の墓塔が立っていた。

 

境内はかなり荒れていて、崩れかけた土塀や石塔が点在している。

 

続いて浄土宗寺院の正覚寺が門を開いていた。

 

写真は本堂。

 

小堂があり、鉄鋳廬舎那仏が安置されていた。

延享元年(1744)造の高さ1,8mで、日本一高い鉄の仏像とのこと。