佐野家住宅のある上町を西に向かって歩く。
写真はこの通りの風景。
札辻から富坂を降って行く。
江戸時代には杵築藩を栄えさせた豪商が軒を連ねていたのでその名前が
付いたという説もある。
坂を降りたところに、東西に続いている商人の町通りに出た角に「さつき衆楽館」
や「きもの和楽館」などが並んでいる。
写真は「さつき衆楽館」と前の天満橋があった跡。
明治20年に芝居小屋「衆楽館」が建ち芝居や歌舞伎が行われていたが昭和28年に
廃館。
平成21年に大衆演劇場として再建された。
のちほど資料館で絢爛たる歌舞伎衣装を拝観した。
降りてきた富坂から今度は天神坂を登って寺町に向かう。
角の家は金土谷商店。
途中に見事な廃屋があるが、かってはバーだったようでその看板が落ちていた。
坂を上ると寺町の塀が続く。
寺町の入り口に飛松天満社がある。
元和年間(1615~24)に勧請され、延宝8年(1676)に現在地に移転してきた。
写真は社殿。
元は神楽殿だったのであろうか、廃屋のような建物があった。
境内の境内の稲荷社。