野中寺を後にして31号線の堺羽曳野線の一つ南寄りの道を東にと歩いてゆく。
途中、浄元寺と浄宗寺とが並んでいた。
浄元寺は真宗本派の寺院、山号は黒岡山。
門は固く閉まっていて入れなかった。
隣の浄宗寺は塀に三本線が入る。
立派な本堂が建っており、真宗興正派の寺院。
写真は鐘楼。
次に訪ねる予定の誉田八幡宮まで道に迷って応神天皇陵の周囲を歩くことに。
途中、こんもりとした森が見えたので近づくと野中宮山古墳とのこと。
全長154mの前方後円墳で、三段築城で周濠と堤を持っていたが、段丘の改変
が激しいとのこと。
どうにか誉田(こんだ)八幡宮の南大門に到着した。
なかなか立派な門である。
南大門を入ると左右に正式な参道の石畳が横切っている。
参道の先に横長の拝殿が建っている。
写真は拝殿アップ。
拝殿、中門、本殿で構成されている。
祭神は応神天皇で、仲哀天皇、神功皇后を共に祀る。
欽明天皇の勅願で欽明天皇20年(559)に創建された。
頼朝を始めとする武家の信仰が篤い。
拝殿内から中門・本殿を望む。
写真は境内図。