不忍池まで降りたので弁天堂に向かう。

写真は中之島への石橋。

 

不忍池を一面に覆う蓮の花がチラホラ咲き始めていた。

 

弁天堂は天海大僧正が竹生島をなぞらえて寛永年間、不忍池に中之島を築き宝厳寺から勧請した。

現在のお堂は昭和33年築。

 

同じ中之島に大黒堂も建っている。

 

橋を戻ってゆくと正面に清水観音堂(国重文)への石段が続いており、ここから見ると舞台造りだということが

よく判る。

 

清水観音堂は京都清水寺を模して寛永8(1631)に天海大僧正により建立された。

本尊は秘仏千手観音で、堂内右手には子育て観音を安置している。

 

写真は清水観音堂の舞台から弁天堂を真っすぐに見下ろしたもの。

 

観音堂のすぐ横に人形供養塔が立っている。