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境内の一番東側奥に出ると、千体子育地蔵菩薩がびっしりと並ぶ。

それぞれが赤い帽子、赤い前掛け、風車で飾られており見応えがあり、

増上寺の新しい魅力の一つとなっている。

 

大殿裏を一回りして安国殿の前に出た。

前に西向観音堂が祀られていた。

 

本堂前の樹林の間を抜けると鐘楼堂が建っている。

梵鐘は延宝元年(1673)鋳造で全長3m、重さは15トンという大鐘。

 

鎮守である熊野(ゆや)三所大権現堂が祀られている。

熊野本宮大社の家都美御子大神、熊野那智大社の大己貴命、熊野速玉神社の伊弉諾命を祀る。

 

三解脱門を入ったところにある水盤舎は清揚院殿(甲府宰相綱重)の霊廟にあったもの。

 

グランド松はアメリカ18代大統領グランドが明治12年に国賓として日本を訪れた際、

増上寺に参詣した記念に植えたもの。

 

久しぶりに増上寺の境内を隅々まで回ってみて、戦災に遭う前の戦前の面影の一端を窺い

知ることができた。

叶うことならば、旧台徳院霊廟を始めとする往年の壮麗な境内を一度見てみたいものである。