今年の夏は一段と暑く、また台風などもあり寺社巡りの旅はお休みしている。
昨日19日に港区芝の増上寺に出かけてきた。天気予報では50%の確立で雨とのことなので
傘を持参したが、幸いにも雨にはあわなかった
地下鉄都営三田線の芝公園駅で下車、まず芝公園と東照宮を訪ねることにする。
サラリーマン生活最後の三年間は浜松町に勤務していたので、お昼休みに運動と気分転換を
兼ねてよく来た場所である。
写真は芝公園の一番西側。
都立芝公園は明治6年の開園。
元々は増上寺境内であったが敷地から独立し、現在はちょうど増上寺を取り囲むような
形状となっている。
ちょうどお昼休みでもありサラリーマンらしき人々がベンチで休まれている。
公園の一角に芝円山古墳(都指定史跡)がある。
全長106mの前方後円墳で5世紀頃に造られたらしい。
その一角に円山随身稲荷大明神がある。増上寺の裏鬼門に当たる場所に祀られた。
古墳の高さは標高16mで、いままで何度も登った場所である。
写真は古墳の頂上。
ここからの眺め。
すぐ隣は芝東照宮。
写真は鳥居。
創建は元和3年(1617)。
芝東照宮は、以前は増上寺安国殿と呼ばれていたが、明治の神仏習合で切り離されて芝東照宮となった。
祭神は徳川家康、安置されている御神像(都文化)は家康60歳時の慶長6年の彫刻とのこと
現在の社殿は昭和44年に鉄筋で再建。
境内に大イチョウ(都天然記念物)がある。
目通り幹囲り6,5m、樹高21,5mで、寛永18年(1641)に安国殿の再建時に家光が植えたと伝わる。