大津百町とは、安土桃山時代の天正14年(1586)に琵琶湖岸に大津城が築城され城下町が誕生する。その後、江戸時代は琵琶湖水運の港町として、また東海道五十三次の宿場町として、そして園城寺(三井寺)の門前町として栄え、町数が百ケ町以上あったことから大津百町と呼ばれるようになった。江戸から明治・昭和にかけての伝統的な建築物や町屋が今に残っている。

 

どこからが百町なのか定かではないが、観光案内所で頂いた百町のパンフケットに出ていた天孫神社から書き始めよう。 

天孫神社はかっては四宮神社、天孫四大明神と呼ばれていた。

秋の例祭は「大津祭」で賑わう。

写真は入り口の鳥居。

 

写真は舞殿

 

創建は延暦年間(782~806)という古社。

祭神は彦火火出見尊、国常立尊、大己貴尊、仲哀天皇。

写真は拝殿。

 

写真は拝殿内。

 

境内社福富稲荷。

 

写真は境内社で、何と10社を合祀している。(写真左)

春日神社、大神宮社、八幡神社、八百万神社、蛭子神社、金山彦神社、稲荷神社、日吉神社、住吉神社、猿田彦神社。